本記事はプロモーションを含みます
「ピックルボールを始めたいけど、何を買えばいいの?」
そんな疑問に答える記事です。
必要な道具を、価格帯の目安とあわせて紹介します。
読み終わる頃には、何から揃えればいいかがはっきりしているはずです。
最低限、これだけあれば始められる
道具は色々ありますが、最初に必要なのは実はシンプルです。
以下の3つさえあれば、コートに立てます。
- パドル(ラケット)
- ボール
- 動きやすい服装とシューズ
「思ったより少ない」と感じた方も多いのではないでしょうか。
それぞれ、次の章から詳しく見ていきます。
パドル(ラケット)
パドルは、道具の中で唯一「選び方」が奥深いアイテムです。
重さ・形状・素材によってプレースタイルへの向き不向きがあり、価格帯も数千円から3万円以上まで幅があります。
最初の1本であれば、クセの少ない標準的なモデルから始めるのがおすすめです。
詳しい選び方は、別記事「ピックルボールパドルの選び方完全ガイド」で詳しく解説しています。
自分に合うタイプがすぐに知りたい方は、下の診断ツールも活用してください。
8つの質問に答えるだけで、パワー・コントロール・スピン・操作性のバランスから、おすすめのタイプが分かります。
ボール
ボールは、パドルと違って選び方に迷う要素は少ないですが、知っておくべき違いが1つあります。
それが「屋外用」と「屋内用」の違いです。
屋外用と屋内用の違い
屋外用ボールは、穴の数が40個で、1つ1つの穴は小さめです。
硬めのプラスチックでできていて、重さもやや重めです。
これは、屋外の風の影響を受けにくくするための設計です。
硬い分、コンクリートやアスファルトのコートでの耐久性も高くなっています。
屋内用ボールは、穴の数が26個で、1つ1つの穴は大きめです。
柔らかめのプラスチックでできていて、重さも軽めです。
体育館のような滑らかな床では、風の影響を考える必要がない分、コントロールしやすさを優先した作りになっています。
ちなみに、屋外用ボールの代表的なモデルの一つに、Franklinの「X-40」があります。
公認球としても広く使われているモデルなので、まず何を買えばいいか迷ったら候補にしてみてください。
何個入りを買うべきか
ボールは消耗品です。
硬いコート面で使い続けると、ひび割れたり、穴の周りが欠けたりしてきます。
1個ずつ買うよりも、3個入り・6個入りなどのセットでまとめ買いしておく方が、結果的にコストを抑えられます。
練習用と試合用の違い
大会や試合では、USAPA(アメリカのピックルボール協会)などが公認した「公認球」を使うのが基本です。
普段の練習では、公認球にこだわらず、価格の安いボールを使っても問題ありません。
上達してきたら、公認球で練習しておくと、実際の試合の感覚とのズレが少なくなります。
シューズ
シューズは、道具の中で意外と見落とされがちですが、怪我の予防に直結する重要なアイテムです。
ランニングシューズがNGな理由
「運動靴なら何でもいいだろう」と、家にあるランニングシューズで始めてしまう方が多いのですが、これはおすすめできません。
ランニングシューズは、前後方向への動きを想定して作られています。
ピックルボールは、ネット際での左右への素早い切り返しや、急な方向転換が多いスポーツです。
ランニングシューズでこの動きを繰り返すと、靴底の横方向への耐久性が足りず、足首をひねるなどの怪我につながりやすくなります。
「オールコートシューズ」を選ぶ理由
テニスやバレーボール、バドミントンなどで使われる「オールコートシューズ」は、前後だけでなく横方向の動きも想定して作られています。
靴底の側面が補強されていて、急な切り返しをしても安定しやすい構造になっています。
すでにテニスシューズ、バレーボールシューズ、バドミントンシューズのいずれかを持っている方は、無理に新しく買わずに、まずはそれで代用して問題ありません。
どれも横方向の動きに対応した作りという点は共通しています。
ちなみに、Skechers(スケッチャーズ)はUSA Pickleball(アメリカのピックルボール協会)と公式パートナーシップを結んでおり、「Viper Court」シリーズというピックルボール専用シューズを展開しています。
専用シューズを検討したい場合は、候補の一つになります。
屋外・屋内でのソールの違い
屋外のコンクリートやアスファルトのコートでプレーする場合は、耐久性の高いソールのシューズを選びましょう。
体育館などの屋内コートでプレーする場合は、床を傷つけない「非黒底(ノンマーキングソール)」のシューズが必要になることが多いです。
施設によっては、屋内シューズの色や素材に指定がある場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
あると便利な道具(必須ではないもの)
ここから紹介するものは、なくてもプレーはできますが、あると快適さが変わる道具です。
振動吸収グリップテープ
前の記事(パドルの選び方完全ガイド)でも触れましたが、パドルのグリップに巻く滑り止めテープを、振動を吸収しやすいタイプに巻き替えるだけで、打感が変わります。
肘や手首に不安がある方は、最初から用意しておくと安心です。
数百円程度で購入でき、自分で簡単に巻き替えられます。
保護グラス(アイウェア)
本格的にプレーするなら、日差し対策のサングラスとは別に、目を保護するための保護グラスも検討してください。
ピックルボールはネット際での距離が近く、相手が至近距離から打ち返したボールが顔に飛んでくることがあります。
特にダブルスでは、ペアの2人が同時に前に詰めて、お互いのパドル同士がぶつかってしまうこともあり、目の怪我のリスクはテニスなどより身近です。
最近では、こうしたリスクを踏まえて保護グラスを着用するプレーヤーも増えています。
選ぶ際の目印は「ASTM F803」という規格です。
これはラケットスポーツ用に、ボールやラケットの衝突からの目の保護性能を試験・認証している規格で、購入時にこの表示があるかどうかを確認すると安心です。
サングラス・帽子
屋外のコートでプレーする場合、日差し対策は快適さに直結します。
ボールを目で追うスポーツなので、まぶしさを抑えられるサングラスは特におすすめです。
スポーツ用のサングラスであれば、ズレにくく、汗にも強い作りになっています。
なお、UVカットと合わせてASTM F803の耐衝撃性能を備えたモデルも増えているので、日差し対策と目の保護を1つで済ませたい場合は、そうしたモデルを探してみてください。
パドルケース
パドルをむき出しで持ち運ぶと、縁が欠けたり、表面に傷がついたりすることがあります。
専用のケースやカバーに入れておけば、持ち運び中の劣化を防げます。
複数のパドルを試したい場合は、2〜3本収納できるタイプのケースも便利です。
初期費用の目安
道具ごとの価格帯を紹介してきましたが、実際に「全部揃えるといくらになるのか」が気になる方も多いと思います。
ここでは目安として、2つのパターンに分けて紹介します。
最低限で始める場合
- パドル(エントリーモデル):約6,000〜15,000円
- ボール(3〜6個入り):約1,000〜2,500円
- シューズ:手持ちのテニス・バドミントン・バレーボールシューズで代用(0円)
合計の目安:約7,000〜17,000円
すでにラケットスポーツ用のシューズを持っている方であれば、この価格帯で始められます。
しっかり揃える場合
- パドル(ミドルクラス):約15,000〜25,000円
- ボール(屋外用・屋内用を数個ずつ):約2,000〜3,000円
- 専用シューズ(オールコートシューズ、または専用モデル):約8,000〜15,000円
- 保護グラス・振動吸収グリップテープなど:約3,000〜6,000円
合計の目安:約28,000〜49,000円
道具にひとしきりこだわりたい方は、このくらいの予算感を見ておくと安心です。
いずれにしても、最初から全部を高いグレードで揃える必要はありません。
特にパドルは、前の章で紹介した通り、価格が高ければ良いというものではないので、まずは自分に合うタイプを把握してから、必要に応じてグレードアップしていくのがおすすめです。
【診断ツール】まずはパドルから決めよう
ここまで、パドル・ボール・シューズなど一通りの道具を紹介してきました。
その中でも、最初に決めるべきなのはやはりパドルです。
重さや形状によってプレースタイルへの向き不向きがあるので、他の道具より先に方向性を決めておくと、無駄な買い直しを防げます。
下の診断ツールで8つの質問に答えると、パワー・コントロール・スピン・操作性のバランスから、あなたに合うタイプが分かります。
より詳しいパドルの選び方は、別記事「ピックルボールパドルの選び方完全ガイド」でも解説しています。
ルールから確認したい方は、「ピックルボールとは?ルール・道具・始め方を5分で解説」もあわせてどうぞ。
まとめ
道具をあれこれ紹介してきましたが、最初から全部を揃える必要はありません。
実は、体験会や地域のサークルによっては、パドルを貸し出してくれるところも多くあります。
「続けられそうか分からないのに、いきなり買うのは不安」という方は、まず貸し出しでプレーしてみて、続けられそうだと思ってからパドルを買う、という順番でも全く問題ありません。
- 最低限必要なのは、パドル・ボール・動きやすい靴の3つ
- パドルは、体験会などで貸し出しがあれば、続ける意思が固まってから購入でもOK
- シューズは手持ちのラケットスポーツ用シューズで代用できる
- 保護グラスやグリップテープは、余裕が出てきたら検討すれば十分
まずは最低限の道具で始めてみて、続けられそうだと分かってから、少しずつグレードアップしていくのがおすすめです。
パドル選びに迷ったら、上の診断ツールをぜひ活用してください。