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「0-0-2って何?」「どうして数字を3つも言うの?」
ピックルボールを始めると、最初にぶつかるのが点数の数え方です。
私は今、週1回ピックルボールの練習をしていますが、始めた当初は数え方が全くわからず、理解するまでに時間がかかりました。
それでも、プレーを重ねるうちに少しずつわかるようになりました。
周りを見ていても、最初は混乱している人がほとんどなので、わからなくても大丈夫です。
この記事では、ピックルボールの点数の数え方を、基本のルールからダブルスのスコアコール、サーブの位置、2026年の最新のルール変更まで、図解つきで順番に解説します。
読み終わるころには、「0-0-2」の意味がすっきりわかるはずです。
まず押さえる4つの基本ルール
点数の数え方は少し複雑に見えますが、まずは次の4つだけ覚えれば大丈夫です。
1. 得点できるのは、サーブ側だけ
ピックルボールでは、ラリーに勝っても、点が入るのはサーブ側のチームだけです。
レシーブ側がラリーに勝った場合は、点は入らず、サーブ権が移るだけになります。
この仕組みを「サイドアウト制」と呼びます。
2. 11点先取、2点差で勝ち
先に11点を取ったチームが勝ちですが、2点以上の差をつけている必要があります。
たとえば10-10になったときは、どちらかが2点差をつけるまで続きます。
大会によっては、15点や21点で行う方式もあります(詳しくは後ほど紹介します)。
3. ダブルスは、チームの2人が順番にサーブする
ダブルスでは、サーブ権を持ったチームの2人が、順番にサーブを打ちます。
2人とも失点したときに、はじめてサーブ権が相手チームに移ります。
ゲームの最初だけは例外で、最初のサーブ側は1人しかサーブを打たずに、サーブ権が移ります(詳しくは次の見出しで解説します)。
4. スコアは、サーブを打つ前に声に出す
サーブを打つ前に、サーブ側のプレーヤーが現在のスコアを声に出します。
ダブルスでは3つの数字、シングルスでは2つの数字を言います。
この「3つの数字」が、初心者がいちばん混乱するポイントなので、後ほど図解つきで解説します。
サイドアウトのしくみ
ピックルボールの点数の数え方を理解する近道は、「サイドアウト」を先に理解することです。
サイドアウトとは、サーブ権が相手チームに移ることをいいます。
ラリーに勝ったら、どうなる?
ラリーの結果によって、起こることは次の2つに分かれます。
| ラリーに勝ったのは | 点数 | サーブ |
|---|---|---|
| サーブ側 | 1点入る | 同じプレーヤーが、左右を入れ替えて続けてサーブする |
| レシーブ側 | 入らない | サーブ側が失点した扱いになり、サーブ権が移っていく |
サーブ側は、ラリーに勝ち続けるかぎり、同じプレーヤーがサーブを打ち続けます。
ラリーに負けたとき(フォルトをしたとき)に、はじめてサーブ権が動き出します。
フォルトとは?
ピックルボールの「フォルト」は、ルールに反するすべての行為のことです。
サーブのミスだけでなく、ラリー中のミスも含まれます。
フォルトが起きると、プレーはそこで止まります。
フォルトの例は、次のとおりです。
- サーブが、相手側の決められたエリアに入らない(サービスフォルト)
- サーブやレシーブのボールが、ネットにかかる
- 打ったボールが、コートの外に出る
- サーブ後の最初の2球を、バウンドさせずに打つ
- ノンボレーゾーンの中で、ボレーをする
テニスでは、フォルトといえばサーブのミスのことですが、ピックルボールでは、ラリー中のミスや反則も、すべてフォルトと呼びます。
フォルトをしたのがサーブ側なら、サーブ権が移っていきます。
レシーブ側がフォルトをしたときは、サーブ側に1点が入ります。
ダブルスは、2人ともサーブしてからサイドアウト
ダブルスでは、サーブ権を持ったチームの2人が、順番にサーブを打ちます。
サーブ側がラリーに負けたあと、サーブ権は次のように動いていきます。
- 1人目のサーバーが失点する → パートナー(2人目のサーバー)がサーブを打つ
- 2人目のサーバーが失点する → サイドアウト(サーブ権が相手チームに移る)
サイドアウトのあとは、相手チームのうち、右側に立っているプレーヤーが、1人目のサーバーとしてサーブを打ちます。
そこから、また同じように、1人目、2人目の順でサーブが続きます。
この「1人目」「2人目」が、スコアコールの3つ目の数字になります。
くわしくは、次の見出しで解説します。
ゲームの最初だけ、1人でサイドアウトになる
ゲームの最初のサーブ側だけは、例外です。
最初のサーブ側は、2人目のサーバーとして、1人だけでサーブを打ちます。
そのため、最初のサーブ側が失点すると、すぐにサイドアウトになります。
ゲームの最初の点数が「0-0-2」と呼ばれるのは、このためです。
最後の「2」は、「いま2人目のサーバーがサーブを打つところ」という意味です。
最初のサーブ側だけが1人になるのは、先にサーブを打つ側が有利になりすぎないようにするための決まり、と説明されることが多いです。
スコアコールの読み方(ダブルス)
ダブルスでは、サーブを打つ前に、サーブ側のプレーヤーが3つの数字を声に出します。
これを「スコアコール」と呼びます。
私も始めた当初は、この3つの数字がまったく理解できませんでした。
でも、1つずつ意味を分けて見ると、実はシンプルです。

3つの数字の意味
3つの数字は、次の順番で言います。
| 順番 | 意味 | 例(4-2-1) |
|---|---|---|
| 1つ目 | サーブ側チームの得点 | 4点 |
| 2つ目 | レシーブ側チームの得点 | 2点 |
| 3つ目 | サーバー番号(1人目か2人目か) | 1人目 |
覚え方は、「自分たち・相手・何人目」の順番です。
「4-2-1」なら、「フォー・ツー・ワン」と読みます。
サーブ側が4点、レシーブ側が2点で、いまサーブを打つのは1人目のサーバー、という意味です。
サーブ側の得点を先に言う
ここも、混乱しやすいところです。
スコアは、いつも「サーブ側のチームの得点」から先に言います。
そのため、同じ試合の状況でも、サーブ権が相手に移ると、言う順番が入れ替わります。
たとえば、自分たちが4点、相手が2点の場面なら、次のようになります。
- 自分たちがサーブするとき:「4-2-1」
- サイドアウトで、相手がサーブするとき:「2-4-1」
サイドアウトで相手にサーブ権が移ると、サーバー番号は「1」に戻ります。
相手チームにとっては、また1人目のサーバーからのスタートになるからです。
3つ目の数字でわかること
3つ目の数字は、サーブ権があと何回残っているかのヒントになります。
- 「1」なら、パートナーにもサーブが残っています。
- 「2」なら、次にフォルトをするとサイドアウトで、サーブ権が相手に移ります。
ゲームの最初が「0-0-2」から始まるのは、前の見出しで説明したとおり、最初のサーブ側だけが1人でサーブを打つからです。
【実例】スコアが進む流れを追ってみよう
ここまでの内容を、実際の試合の流れで確認してみましょう。
自分たちが最初にサーブするゲームで、スコアコールがどう変わっていくかを、1ラリーずつ追っていきます。

| 場面 | 起きること | 次のコール |
|---|---|---|
| スタート | 自分たちが最初にサーブ(1人だけ) | 0-0-2 |
| ① 自分たちがラリーに勝つ | 自分たちに1点。同じ人が続けてサーブ | 1-0-2 |
| ② 自分たちがラリーに勝つ | 自分たちにまた1点。同じ人が続けてサーブ | 2-0-2 |
| ③ 相手がラリーに勝つ | 点は入らず、サイドアウト。相手の1人目がサーブ | 0-2-1 |
| ④ 相手がラリーに勝つ | 相手に1点。同じ人が続けてサーブ | 1-2-1 |
| ⑤ 自分たちがラリーに勝つ | 点は入らず、相手の1人目が失点。2人目がサーブ | 1-2-2 |
| ⑥ 相手がラリーに勝つ | 相手に1点。同じ人が続けてサーブ | 2-2-2 |
| ⑦ 自分たちがラリーに勝つ | 点は入らず、サイドアウト。自分たちの1人目がサーブ | 2-2-1 |
この流れで見えてくる3つのポイント
1. 点数が動くのは、サーブ側がラリーに勝ったときだけ
表の中で点が増えているのは、①②④⑥の4回だけです。
③⑤⑦は、レシーブ側がラリーに勝っても、点は入りません。
サーブ権が動くだけです。
2. サーブ側がラリーに負けると、3つ目の数字が変わる
⑤のように、サーブ側の1人目がラリーに負けると、3つ目の数字が「1」から「2」に変わります。
2人目がラリーに負けると、③⑦のようにサイドアウトになります。
3. サイドアウトでは、言う順番が入れ替わり、3つ目の数字は「1」に戻る
③では、自分たちが2点、相手が0点のまま、サーブ権だけが相手に移ります。
そのため、コールは「2-0-2」から「0-2-1」になります。
サーブ側の得点を先に言うので、数字の順番が入れ替わり、新しくサーブするチームは1人目から始まるので、3つ目の数字は「1」に戻ります。
迷ったときは、「いまサーブしているのはどっちのチームか」と「そのチームの何人目か」の2つを確認すると、コールを組み立てやすくなります。
サーブの位置と、立ち位置のルール
スコアコールがわかったら、次は「誰が、どこからサーブを打つか」です。
ダブルスでは、次の4つの場面を押さえれば大丈夫です。
サーブは、ネットをはさんで対角のコートに打ち込みます。
レシーブ側は、サーブを打つ人と対角のコートにいる人が受けます。

① サイドアウトのあとは、右側にいる人から
サーブ権が移ったときは、そのチームの右側にいる人が、1人目のサーバーとして、右のコートからサーブを打ちます。
点数が奇数でも偶数でも、サイドアウトのあとの最初のサーブは右側からです。
② 得点したら、サーバーとパートナーが左右を入れ替える
サーブ側が得点したら、サーバーとパートナーが、左右を入れ替えます。
そして、同じサーバーが、反対側のコートからサーブを打ちます。
サーブ側が得点を続けるあいだは、右、左、右、と交互に打つことになります。
③ フォルトで2人目に移るときは、入れ替えない
1人目のサーバーがフォルトをしたときは、左右を入れ替えません。
パートナーは、いま立っている場所から、2人目のサーバーとしてサーブを打ちます。
④ レシーブ側は、得点するまで入れ替えない
レシーブ側のプレーヤーは、立ち位置を入れ替えません。
サーブ権をとって、はじめて得点したときに、左右を入れ替えます。
立ち位置が合っているか確認するには
「いまの立ち位置が合っているのかな?」と迷ったときの目安もあります。
自分たちのチームの得点が偶数のときは、ゲームの最初にサーブをした人が右側にいます。
得点が奇数のときは、その人が左側にいます。
もし、この目安と合っていなければ、どこかで立ち位置を間違えている可能性があります。
シングルスのカウント
シングルスは、ダブルスよりずっとシンプルです。
ダブルスで混乱した人も、シングルスは数字が2つだけなので、すぐに慣れると思います。
スコアコールは2つの数字
シングルスでは、サーブ側の得点、レシーブ側の得点の順に、2つの数字を声に出します。
サーバーは1人だけなので、サーバー番号はありません。
ゲームの最初は「0-0」から始まります。
サーブの位置は、点数で決まる
シングルスのサーブの位置は、サーバー自身の得点で決まります。
- 得点が偶数(0・2・4…)なら、右のコートからサーブ
- 得点が奇数(1・3・5…)なら、左のコートからサーブ
サーブ側が得点するたびに、左右が入れ替わっていく形です。
サイドアウトのあとも、新しくサーブをする人の得点が偶数か奇数かで、同じように決まります。
ダブルスでは、サイドアウトのあとは必ず右側からでしたが、シングルスでは点数を見るだけで大丈夫です。
実例:シングルスの流れ
| 場面 | 起きること | 次のコール | サーブの位置 |
|---|---|---|---|
| スタート | 自分が最初にサーブ | 0-0 | 右 |
| ① 自分がラリーに勝つ | 自分に1点 | 1-0 | 左 |
| ② 自分がラリーに勝つ | 自分にまた1点 | 2-0 | 右 |
| ③ 相手がラリーに勝つ | 点は入らず、サイドアウト。相手がサーブ | 0-2 | 右(相手の得点0) |
| ④ 相手がラリーに勝つ | 相手に1点 | 1-2 | 左(相手の得点1) |
| ⑤ 自分がラリーに勝つ | 点は入らず、サイドアウト。自分がサーブ | 2-1 | 右(自分の得点2) |
③のあと、コールは「相手の得点→自分の得点」の順になる点は、ダブルスと同じです。
ダブルスとの違いのまとめ
| ダブルス | シングルス | |
|---|---|---|
| スコアコール | 3つの数字 | 2つの数字 |
| サーバー | 2人(1人目・2人目) | 1人だけ |
| ゲームの最初 | 0-0-2 | 0-0 |
| サーブの位置 | サイドアウトのあとは右から。得点したら入れ替える | 自分の得点が偶数なら右、奇数なら左 |
よくある間違いと対処法
点数の数え方は、慣れるまでは間違えてしまうのが普通です。
ここでは、間違えやすいポイントと、間違いに気づいたときの対処法を紹介します。
よくある間違い5つ
1. サーバー番号を間違える
特に多いのが、サイドアウトのあとに、3つ目の数字を「1」に戻し忘れることです。
サイドアウトのあとは、右側にいる人が1人目のサーバーです。
「前に誰がサーブしたか」ではなく、いまの立ち位置で確認すると間違えにくくなります。
2. サーブ権が移ったのに、コールの順番を入れ替え忘れる
スコアは、サーブ権のあるチームが、自分たちの得点から先に言います。
間違えやすいのは、サイドアウトでサーブ権が移ったあとも、前にサーブしていたチームの得点から言ってしまうことです。
サーブ権が移ったら、新しくサーブするチームの得点が先になります。
3. サーブの位置を間違える
得点したのに左右を入れ替えなかったり、逆に、フォルトで2人目に移るときに入れ替えてしまったりする間違いです。
左右を入れ替えるのは、サーブ側が得点したときだけです。
4. スコアを言わずにサーブしてしまう
スコアは、サーブを打つ前に、相手にも聞こえる声で言います。
サーブ側がスコアを言ったら、レシーブ側も、自分たちの認識と合っているか確認すると安心です。
5. パートナーの立ち位置が合っていない
自分たちの得点が偶数のときは、ゲームの最初にサーブした人が右側にいるはずです。
奇数のときは、その人が左側にいます。
合っていなければ、どこかで立ち位置を間違えています。
間違いに気づいたときの対処法
公式ルールでは、気づいたタイミングによって、次のように決められています。
| 気づいたタイミング | 公式ルールの対応 |
|---|---|
| ラリー中に、サーバー・レシーバー・立ち位置の間違いに気づいた | ラリーを止めて指摘できます。正しい指摘なら、そのラリーはやり直しです。指摘が間違っていたら、止めた人のフォルトになります |
| スコアコールの間違いに、サーブが返される前に気づいた | ラリーを止めて、正しいスコアでやり直します |
| スコアコールの間違いに、サーブが返されたあとで気づいた | ラリーは最後まで続けます。止めると、止めた人のフォルトになります。ラリーが終わってから、次のサーブの前に直します |
| ラリーが終わってから、サーバーや立ち位置の間違いに気づいた | そのラリーの結果はそのまま有効です。次のサーブの前に直します |
つまり、「ラリーが終わってから気づいた間違いは、あとで直すだけ」で、前のラリーはやり直しになりません。
サーブを打つ前なら、スコアをたずねることもできます。
コールする時に点数がわからなくなってしまったら続けず、相手チームと確認するようにしましょう。
のちの得点が合っていないなどのトラブルを防げます。
ここで紹介したのは、USA Pickleballの公式ルールです。
大会に出るときは、大会ごとの要項にも目を通しておくと安心です。
キッチンでのフォルトにも注意
点数とは少し別の話ですが、初心者がうっかりやってしまうのが、キッチン(ノンボレーゾーン)でのフォルトです。
キッチンの中では、ボールをバウンドさせずに打つこと(ボレー)が禁止されています。
ボレーのあとに、勢いあまってキッチンのラインを踏んだり、中に入ったりしても、フォルトになります。
キッチンのルールは、「ピックルボールとは」で図解つきで紹介しています。
ラリースコアって何?(2026年の最新情報)
ここまで解説してきたのは、サーブ側だけが得点できる「サイドアウト制」です。
ピックルボールには、もうひとつ「ラリースコア」という数え方があります。
ラリーポイント制と呼ばれることもあります。
USA Pickleballの2026年版の公式ルールブックでは、ラリースコアは、暫定的に認められたオプションという位置づけです。
標準の数え方はサイドアウト制のままで、ラリースコアは、大会などで選べる方式になっています。
ラリースコアのしくみ
ラリースコアでは、サーブ側かレシーブ側かに関係なく、ラリーに勝ったチームに1点が入ります。
バレーボールやバドミントンなどと同じ数え方です。
サイドアウト制との違いは、次のとおりです。
| サイドアウト制(標準) | ラリースコア | |
|---|---|---|
| 点が入るのは | サーブ側がラリーに勝ったときだけ | ラリーに勝ったチーム |
| ダブルスのスコアコール | 3つの数字(サーバー番号あり) | 2つの数字(シングルスと同じ) |
| ダブルスのサーバー | 2人が順番にサーブ | 1人だけがサーブ |
| サーブ権が移るのは | サーブ側が2人とも失点したとき | サーブ側がラリーに負けたとき |
| 位置づけ | 標準のルール | 暫定的に認められたオプション |
ダブルスでも、サーブを打つのは1人だけで、ラリーに負けるとすぐにサーブ権が相手に移ります。
そのため、サーバー番号は必要なく、スコアコールは2つの数字になります。
実際の流れは、次のようになります。(自分たちが最初にサーブする場合)
| 場面 | 起きること | 次のコール |
|---|---|---|
| スタート | 自分たちがサーブ | 0-0 |
| ① 自分たちがラリーに勝つ | 自分たちに1点。同じ人が続けてサーブ | 1-0 |
| ② 相手がラリーに勝つ | 相手に1点。サーブ権が移る | 1-1 |
| ③ 相手がラリーに勝つ | 相手にまた1点。同じ人が続けてサーブ | 2-1 |
| ④ 自分たちがラリーに勝つ | 自分たちに1点。サーブ権が戻る | 2-2 |
サイドアウト制と同じく、コールは、サーブ権のあるチームの得点から先に言います。
②では、サーブ権が相手に移ったので、相手の得点が先の「1-1」になり、④では、サーブ権が戻ったので、自分たちの得点が先の「2-2」になります。
2026年の変更点:レシーブ側も勝利の1点を取れる
ラリースコアには、2026年に大きなルールの変更がありました。
2025年までのルールでは、ラリースコアでも、ゲームの勝利が決まる最後の1点だけは、サーブ側でないと取れないという決まりがありました。
そのため、あと1点で勝てるのに、サーブ権がなくて、決めきれないという状況が起きていました。
2026年のルールブックでは、この制限がなくなりました。
いまは、サーブ側でもレシーブ側でも、ラリーに勝ったチームが、そのまま勝利の1点を取って、ゲームを終えられます。
大会でのゲームの形式
大会では、1ゲームを何点で行うかも、形式によって変わります。
USA Pickleballの公式ルールでは、次のような形式が決められています。
| サイドアウト制 | ラリースコア | |
|---|---|---|
| 1ゲームの点数 | 11点・15点・21点 | 11点・15点・21点 |
| 試合の形式 | 2ゲーム先取(11点)、3ゲーム先取(11点)、1ゲームのみ(15点または21点) | 1ゲームのみ、2ゲーム先取、3ゲーム先取(いずれも11点・15点・21点から選択) |
どちらの方式も、2点差がついて勝つのが基本です。(団体戦のみ、1点差で勝つ形式もあります)
ラリースコアを使うかどうかは、大会を運営する側が決められます。
大会によって方式が違うので、出場する前に、必ず大会の要項で、数え方と1ゲームの点数を確認しておきましょう。
国内の大会情報は、「大会・イベント情報」のページでまとめています。
まとめ
ピックルボールの点数の数え方は、最初は難しく感じますが、ポイントは次の5つです。
- 得点できるのはサーブ側だけ(サイドアウト制)で、11点先取・2点差で勝ちます。
- ダブルスのスコアコールは、「サーブ側の得点・レシーブ側の得点・サーバー番号」の3つの数字で、ゲームの最初は「0-0-2」です。
- サイドアウトのあとは、右側にいる人から1人目のサーバーとしてサーブし、得点したら、サーバーとパートナーが左右を入れ替えます。
- シングルスは2つの数字で、自分の得点が偶数なら右、奇数なら左からサーブします。
- ラリースコアは、2026年から勝利の1点もレシーブ側が取れるようになりました。大会の要項で、方式を確認しておきましょう。
私もそうでしたが、最初はわからなくても、プレーを重ねるうちに少しずつ身についていきます。
間違えてしまっても、相手チームと確認しながら、楽しく覚えていきましょう。
ピックルボールのルール全体は「ピックルボールとは」、道具選びは「初めて買う道具一式」で紹介しています。
自分に合うパドルを探すときは、「パドル診断」もぜひ試してみてください。
※この記事は、USA Pickleballの2026年版の公式ルールブックをもとに、2026年10月時点の内容で書いています。