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ピックルボールを始めて最初に使っていたのは、2本セットで6,000円ほどのパドルでした。
そこから乗り換えて、約1年使い続けているのが、JOOLAの「タイソン・マクガフィン マグナス プロ IV 14mm」です。
週1回のサークル練習で使ってきた、正直な感想をまとめます。
このパドルには、14mmと16mmの2つの厚みがあります。
私は14mmを選びましたが、1年使った今は「16mmにすれば良かったかも」と思っています。
良いところだけでなく、そう感じた理由も書いているので、厚みで迷っている人の参考になればうれしいです。
結論:弾きのいい攻撃型パドル。ただし厚みは慎重に選んで
先に結論です。
力を入れなくてもよく弾き、打ったときの「ポーン」という音も気持ちいいパドルです。
攻め型の私には、打っていて楽しい一本です。
いっぽうで、力を入れすぎるとボールがオーバーしやすく、肘を痛めたこともあって、厚みの選び方には後悔もあります。
向いている人
- ドライブやスマッシュで攻めるのが好きな人
- 力まなくても、パドルの弾きでボールを飛ばしたい人
- 打球音の気持ちよさも大事にしたい人
- 安いパドルから、一段上のパドルに買い替えたい人
注意したほうがいい人
- つい力を入れて振ってしまう人(私もこのタイプです)
- 肘に不安がある人
- 弾きよりも、ボールを抑えるコントロールを重視したい人
当てはまる場合は、買う前に試打会などで打ち心地を確かめておくのがおすすめです。
厚みについては、14mmを選んだ理由と、今思うことで詳しく書いています。
自分にどんなパドルが合うか分からない人は、パドル診断も試してみてください。
マグナス プロ IV 14mmの基本スペック
まずは、メーカーが公表しているスペックを整理しておきます。
数値はJOOLA日本公式サイトの表記をもとにしています。
スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パドル幅 | 19.1cm |
| パドル長 | 41.9cm |
| 形状 | エロンゲート(縦長) |
| グリップ円周 | 10.6cm |
| グリップの長さ | 約12.7cm(5インチ)※ |
| 重さ(平均) | 約227g(8オンス)※ |
| コアの厚み | 14mm(海外では16mmモデルもあり) |
| サーフェス | カーボンフリクションサーフェス |
| グリップタイプ | ホワイトフィールテックグリップ |
| 公認 | USA Pickleball公認・UPA-Aプロ認定 |
※グリップの長さと重さは、日本公式サイトに記載がないため、JOOLA米国公式サイトの表記を載せています。
メーカーの平均は約227gとされていますが、私のパドルを量ってみると235gでした。
グリップテープを上から巻いているので、その分重くなっているのかもしれません。
私が使っているのは、国内で販売されている限定カラーです。
2026年10月時点では、国内で手に入るのは限定カラーのみのようです。
USA Pickleballの公認を受けているので、公認パドルが必要な大会でも使えるとされています。
公認パドルの確認方法は、公認パドルの見分け方で解説しています。
タイソン・マクガフィン シグネチャーモデルとは
このパドルは、JOOLAと契約するプロ選手、タイソン・マクガフィン選手の名前を冠したシグネチャーモデルです。
メーカーによると、細長いフェイスと短めのハンドルで、パワーとリーチを出しやすい設計とされています。
片手バックハンドをよく使う人に向いているとも説明されています。
また、JOOLA独自の「テックフレックスパワー(TFP)」という技術で重さを分散させ、スイートスポットを広げているとされています。
芯を外したときのミスを減らしやすい、という狙いのようです。
JOOLAのほかのパドルやブランドの特徴は、JOOLA完全ガイドにまとめています。
2本6,000円のパドルから乗り換えて感じたこと
前に使っていたのは、2本セットで6,000円ほどのパドルでした。
マグナス プロ IVに乗り換えて、まず違いを感じたのが「音」と「弾き」です。
打った瞬間に分かる「ポーン」という音
ボールをとらえたときに、「ポーン」といい音が鳴ります。
この音が気持ちよくて、私がこのパドルを気に入っている一番の理由です。
力を入れなくても飛ぶ弾きの良さ
前のパドルは、力を入れて打たないとボールが飛びませんでした。
マグナス プロ IVは、力を入れなくてもボールがかなりよく弾きます。
軽く当てるだけでも前に飛んでいくので、攻め型の私には打っていて楽しいパドルです。
ただ、前のパドルの感覚が抜けず、今でもつい力を入れすぎてしまいます。
安いパドルから乗り換える人は、この「力の入れ方」の切り替えが必要になるかもしれません。
この点は、次の「気になる点」でも書いています。
1年使って分かった良い点・気になる点
週1回の練習で約1年使ってきて感じた、良い点と気になる点をまとめます。
良い点
- 打ったときの「ポーン」という音が気持ちいい
- 力を入れなくても、ボールがよく弾む
- 攻め型のプレーで、打っていて楽しい
気になる点
- 力を入れすぎると、ボールがオーバーしやすい
- 弾きがいいぶん、力の加減に慣れが必要
私の場合、ボールがオーバーしてしまうのは、つい力を入れすぎる癖があるからです。
パドルが悪いというより、弾きの良さに自分の打ち方が合っていない、と感じています。
力まずに打てる人なら、この弾きの良さはそのまま武器になると思います。
また、私はこのパドルを使っている間に肘を痛めました。
そのことについては、次の14mmを選んだ理由と、今思うことで書いています。
14mmを選んだ理由と、今思うこと
このパドルには、14mmと16mmの2つの厚みがあります。
私は14mmを選びましたが、1年使った今は「16mmにすれば良かった」と思っています。
その理由を書いておきます。
別メーカーの16mmが重く感じて14mmに
買う前に、知り合いが持っていた別メーカーの16mmのパドルを使わせてもらいました。
そのときに重く感じたので、「自分には14mmのほうがいいのかな」と思って14mmを選びました。
JOOLAの16mmは、試打会でそこまで重くなかった
その後、試打会でJOOLAの16mmを使ってみると、そこまで重さは感じませんでした。
今思えば、重く感じたのは厚みのせいではなく、そのパドルがたまたま重かっただけなのかもしれません。
JOOLA米国公式サイトの表記でも、このパドルの平均重量は14mmが8オンス、16mmが8.2オンスとされていて、差はわずかです。
重さは厚みだけで決まるものではないので、気になる人は試打会などで実際に持って比べてみるのがおすすめです。
試打会や体験会の探し方は、体験会・コートの探し方で紹介しています。
力を入れすぎる癖と、肘を痛めて考えたこと
私はこのパドルを使っている間に、肘を痛めました。
はっきりした原因は分かりませんが、14mmだったことも関係しているのかもしれない、と感じています。
前に書いたように、私は前のパドルの感覚が抜けず、つい力を入れすぎて打ってしまう癖があります。
よく弾くパドルを、力いっぱい振ってしまっていたのかもしれません。
肘の痛みが続く場合は、無理をせず医療機関に相談してください。
次に選ぶなら16mmにしたい理由
JOOLAによると、14mmはドライブやスピードアップを好む人向けで、より速く弾く反発が出るとされています。
いっぽう16mmは、コントロールしやすく、ボールがフェイスに乗る時間が長く、ミスにも寛容で、ディンクなどのタッチショットに向いているとされています。
攻め型の私には、14mmの弾きの良さは合っている部分もあります。
ただ、力を入れすぎる癖がある私には、もう少しボールを抑えやすい16mmのほうが合っていたのかもしれません。
なお、マグナス プロ IVの16mmは、2026年10月時点で国内の正規販売店では販売が終わっています。
このモデルを国内で買うなら14mmを選ぶことになるので、力が入りやすい人は、買う前に試打会などで打ち心地を確かめておくと安心です。
パドルの厚みや素材の違いについては、別の記事で詳しくまとめる予定です。
購入前に知っておきたいこと
価格と買える場所
国内で販売されているのは、14mmの限定カラーです。
JOOLA日本公式サイトでの価格は、49,500円(税込)とされています。
楽天市場でも同じ価格で販売されています(2026年10月時点)。
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長く使うためのケア
私は、グリップの上からグリップテープを巻いて使っています。
また、持ち運びのときはパドルカバーに入れています(JOOLA以外のメーカーのものです)。
JOOLAからも、「ユニバーサル ネオプレン パドル カバー」というパドルカバーが出ています。
厚手のネオプレン素材で、傷やほこりからパドルを守るとされています。
幅21.6cm・長さ41.9cm・厚さ16mmまでのパドルに合う設計とされているので、マグナス プロ IV 14mm(幅19.1cm・長さ41.9cm)にも使えるサイズです。
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よくある質問
初心者でも使える?
JOOLA米国公式サイトでは、このパドルはプロフェッショナル向けのクラスに分類されています。
初心者が使ってはいけないわけではありませんが、とてもよく弾くので、力の加減に慣れが必要です。
私も安いパドルから乗り換えたとき、前の感覚のまま力を入れて打ってしまい、ボールがオーバーすることが多くありました。
はじめての1本を探している人は、パドルの選び方完全ガイドや初めて買う道具一式も参考にしてみてください。
大会で使える?
このパドルは、USA Pickleballの公認(PBCoR .43認定)とUPA-Aのプロ認定を受けているとされています。
公認パドルが必要な大会でも使えますが、使えるパドルの決まりは大会ごとに違うことがあるので、出場する大会の要項も確認しておくと安心です。
公認パドルの見分け方は、こちらの記事で解説しています。
まとめ
JOOLAのタイソン・マクガフィン マグナス プロ IV 14mmを、約1年使ってきた感想をまとめました。
- 打ったときの「ポーン」という音が気持ちいい
- 力を入れなくても、ボールがよく弾む
- 攻め型のプレーで、打っていて楽しい
- いっぽうで、力を入れすぎるとボールがオーバーしやすい
音と弾きの良さは、今も気に入っています。
ただ、力を入れすぎる癖があり、肘も痛めた私には、16mmのほうが合っていたのかもしれません。
厚みで迷っている人は、自分が力の入りやすいタイプかどうかも考えて選んでみてください。
どんなパドルが自分に合うか分からない人は、パドル診断で、プレースタイルに合うタイプを確かめてみてください。
パドル選びの基本は、パドルの選び方完全ガイドにまとめています。
※この記事は、2026年10月時点の情報をもとに書いています。