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パドルを使っているうちに、「握ったときに少しすべる」「グリップが汚れてきた」と感じることはありませんか?
そんなときに役立つのが、グリップの上から巻くオーバーグリップです。
私も、愛用している JOOLA のマグナス プロ IV は何も巻かないとグリップが白色で、汚れが気になったので、ピンクのオーバーグリップを巻いて使っています。
この記事では、オーバーグリップの選び方と巻き方を、図解を使って紹介します。
はじめて巻く人も、巻き替えを考えている人も、参考にしてみてください。
グリップテープとは?2つの種類を知っておこう
ひとことで「グリップテープ」といっても、大きく分けて2つの種類があります。
買ってから「思っていたのと違った」とならないように、まずは違いを押さえておきましょう。
元グリップ(リプレイスメントグリップ)とオーバーグリップの違い
元グリップは、パドルのハンドルに直接巻くグリップです。
新品のパドルに最初から巻かれているのが、この元グリップです。
使っているうちにすり減ったり汚れたりしてくるので、新しい元グリップに巻き替えると、買ったときのような握り心地に近づくとされています。
オーバーグリップは、元グリップの上から重ねて巻く薄いテープです。
元グリップをはがさずに使えるので、手軽に握り心地を変えられます。
| 元グリップ | オーバーグリップ | |
|---|---|---|
| 巻く場所 | ハンドルに直接 | 元グリップの上 |
| テープの厚さ(目安) | 2mm前後のものが多い | 0.5mm前後のものが多い |
| 主な役割 | グリップの土台 | すべり止め・汗の吸収 |
| 交換のしかた | 古いものをはがして巻き直す | 上から巻くだけ |
テープの厚さは商品によって違いますが、オーバーグリップは元グリップよりかなり薄く作られています。
そのため、上から1枚巻いても、握ったときの太さはあまり変わらないとされています。
オーバーグリップを巻くメリット
すべりにくくなる
オーバーグリップは、表面のしっとりした手ざわりや汗を吸う性質で、パドルをしっかり握りやすくするとされています。
太さを少し調整できる
元グリップの上に重ねる分、グリップが少しだけ太くなります。
「握ったときに細く感じる」という人は、オーバーグリップで調整するのも一つの方法です。
元グリップを汚れから守れる
元グリップに直接手がふれないので、汚れやすり減りを防げます。
汚れたらオーバーグリップだけを取り替えればよいので、元グリップを長く使えるとされています。
私も白いグリップの汚れが気になったのが、オーバーグリップを巻き始めたきっかけです。
交換が手軽
オーバーグリップは元グリップより価格が安いものが多く、巻き替えも上から巻くだけなので、気軽に交換できるとされています。
オーバーグリップの選び方
オーバーグリップは種類が多く、見た目だけでは違いが分かりにくいアイテムです。
ここでは、選ぶときに見ておきたい5つのポイントを紹介します。
手ざわりで選ぶ(ウェットタイプとドライタイプ)
オーバーグリップは、手ざわりによって大きく「ウェットタイプ」と「ドライタイプ」に分かれます。
ウェットタイプは、しっとりとした手ざわりで、手に吸い付くように握れるのが特徴とされています。
握ったときにパドルがずれにくいので、しっかり握りたい人に向いています。
ドライタイプは、サラッとした手ざわりで、汗を吸いやすいのが特徴とされています。
手汗をかいてもすべりにくいので、汗をかきやすい人に向いています。
私が使っているヨネックスのウェットスーパーグリップ(AC102)はウェットタイプです。
しっとりしていてすべりにくく、気に入って使っています。
厚みで選ぶ
オーバーグリップのテープの厚さは、0.4〜0.6mmくらいのものが多く見られます。
薄いものほど、元グリップの握り心地をそのまま残しやすくなります。
クッション性をうたう少し厚めのものもあり、こちらは握ったときのやわらかさや太さが少し増えます。
「グリップが細い」「もう少し太くしたい」と感じている人は、厚めのものを選ぶのも一つの方法です。
グリップの太さの選び方は、パドルの選び方完全ガイドでも紹介しています。
手汗の量で選ぶ
手汗をかきやすい人は、汗を吸いやすいドライタイプが候補になります。
ただし、ウェットタイプにも「汗を吸う」とうたう商品があるので、パッケージや商品ページの説明も確認してみてください。
色で選ぶ
オーバーグリップは、同じ商品でも色の種類が多いものがあります。
白や淡い色は、手あかや汚れが目立ちやすい色です。
汚れが気になる人は、濃い色や、汚れが目立ちにくい色を選ぶのがおすすめです。
私のパドルは、何も巻かないとグリップが白色で、汚れが気になっていました。
最初は黒のオーバーグリップを巻いていましたが、今はピンクに替えています。
パドル自体は同じなのに、色を変えただけで新鮮な気持ちでプレーできました。
色選びも、オーバーグリップを楽しむポイントの一つです。
テニス・バドミントン用のオーバーグリップは使える?
テニスやバドミントン用のオーバーグリップも、ピックルボールのパドルに巻くことができます。
私が使っているヨネックスのAC102も、もともとはテニス・バドミントン用の商品です。
ただし、テニス用のオーバーグリップは長さが120cmほどのものが多く、ピックルボール専用品(80cm前後)より長めです。
パドルのハンドルはテニスラケットより短いので、巻き終わったら余った部分をはさみで切って使います。
切り方は、このあとの「巻き方」で紹介します。
自分に合うパドルから見直したい人は、パドル診断も試してみてください。
オーバーグリップの巻き方


オーバーグリップは、コツさえ押さえれば自分で巻けます。
ここでは、図解を使って手順を紹介します。
準備するもの
- オーバーグリップ
- はさみ
- 仕上げテープ(オーバーグリップに付いていることが多いです)
巻く手順
① 透明なフィルムをはがす
オーバーグリップを袋から出し、表面のフィルムをはがします。
② グリップエンドから1周巻く
先が細くなっている端を、グリップエンド(ハンドルのいちばん下)に合わせて貼り、まず1周巻きます。
③ 少しずつ重ねながら上へ巻いていく
軽く引っぱりながら、斜めに上へ巻いていきます。
前の段に数mmずつ重ねるようにし、重ねる幅をそろえるときれいに仕上がるとされています。
④ 余った部分を切る
元グリップの上端まで巻けたら、余った部分をはさみで斜めに切ります。
テニス用など長めのオーバーグリップは、ここで残りを切り落とします。
⑤ 仕上げテープで留める
巻き終わりに仕上げテープを巻いて、ほどけないように留めたら完成です。
右利き・左利きで巻く向きが変わる
オーバーグリップは、利き手によって巻く向きを変えるのが一般的とされています。
利き手に合った向きで巻くと、握ったときにテープの段差が手のひらに引っかかりにくくなります。
右利きの人は、グリップエンドを下にしてパドルを立てたとき、テープの重なりの線が右下がりになるように巻きます。
グリップエンドから巻き始めて、正面から見て左上に向かって巻き上げていくイメージです。
左利きの人はその反対で、線が右上がりになるように巻きます。
私は右利きで、私のパドルもこの向きで巻かれています。
握ったときに、段差が引っかかる感じはまったくありません。
よくある失敗と直し方
すき間やしわができる
重ねる幅がそろっていないと、すき間やしわができやすくなります。
気になるところまでほどいて、重ね幅をそろえながら巻き直しましょう。
途中で長さが足りなくなる
重ねる幅が大きすぎると、上まで届かないことがあります。
重ね幅を少し狭くして巻き直してみてください。
プレー中にずれる・すぐに傷む
ゆるく巻くとプレー中にずれやすく、反対に強く引っぱりすぎるとテープが薄くなって傷みやすいとされています。
軽く張るくらいの力で、同じ強さを保つのがコツです。
握ると段差が手に引っかかる
巻く向きが利き手と合っていない可能性があります。
次に巻き替えるときに、向きを逆にしてみてください。
自分で巻くのが不安な人は、慣れている人に頼むのも一つの方法です。
私は不器用なので、同じサークルの人に巻いてもらっています。
交換のタイミングと長持ちさせるコツ
オーバーグリップは消耗品なので、使っているうちに少しずつ傷んでいきます。
ここでは、交換のサインと、長持ちさせるためのコツを紹介します。
交換のサイン
次のような変化が出てきたら、交換を考えるタイミングです。
- 握ったときにすべりやすくなった
- しっとりした手ざわりがなくなった
- 色が変わったり、汚れが目立ったりしてきた
- 表面がほつれたり、やぶれたりしてきた
交換の時期に決まったルールはなく、手汗の量やプレーする回数によって変わるとされています。
私は週1回の練習で、半年に1回くらいのペースで巻き替えています。
自分の手ざわりや汚れ具合を見ながら、ちょうどよいペースを見つけてみてください。
巻き替えるときは、上の仕上げテープをはがし、古いオーバーグリップを上からほどくように外します。
はがすのはオーバーグリップだけで、下の元グリップはそのまま残します。
あとは、さきほどの手順で新しいオーバーグリップを巻けば完了です。
長持ちさせるコツ
オーバーグリップは、高温や湿気の多い場所に置いておくと、汗を吸う力が落ちる原因になるとされています。
夏の車内など、熱がこもる場所にパドルを置きっぱなしにしないようにしましょう。
また、プレー前に手を洗っておくと、グリップに汚れがつきにくくなるとされています。
使わないときはパドルをカバーに入れておくと、ほこりや汚れから守れます。
私も、パドルはいつもカバーに入れて持ち運んでいます。
予備のオーバーグリップは、袋に入ったまま、涼しく乾燥した場所に保管するのがおすすめとされています。
仕事先のショップで扱っているグリップテープ
私の仕事先のショップ「ishikawasports」(楽天市場)でも、ピックルボール用のグリップテープを扱っています。
オーバーグリップだけでなく、元グリップごと替えたいときに使えるものもあるので、あわせて紹介します。
JOOLA フィールテック ピュアグリップ(元グリップ)
JOOLA の交換用の元グリップで、2本入りです。
JOOLA のパドルの一部に最初から巻かれているグリップと同じものとされています。
汗を吸いながら、新品のパドルのようなしっとりした握り心地に戻せるとされています。
長めのハンドルのパドルにも使え、仕上げテープと説明書が付いているとされています。
元グリップなので、古い元グリップをはがしてから巻きます。
巻き方は、付属の説明書を確認してください。
JOOLA のパドルについては、JOOLA完全ガイドでも紹介しています。
LUZZ グリップテープ
LUZZ のピックルボール用グリップテープです。
汗や湿気があってもすべりにくいように、滑り止め加工がされているとされています。
私の仕事先のショップでも、よく売れている商品の一つです。
LUZZ については、LUZZ完全ガイドで詳しく紹介しています。
オーバーグリップを探している人は
この記事で紹介したオーバーグリップを試したい人は、私が使っているヨネックスのウェットスーパーグリップ(AC102)も候補になります。
色の種類が多いので、好きな色を選ぶ楽しみもあります。
よくある質問
Q. オーバーグリップを巻くとき、元グリップははがすの?
A. はがしません。
オーバーグリップは、元グリップの上から重ねて巻くテープです。
はがすのは、オーバーグリップを巻き替えるときの古いオーバーグリップだけです。
Q. オーバーグリップを巻くと、グリップはどれくらい太くなる?
A. オーバーグリップのテープの厚さは0.5mm前後のものが多く、1枚巻くだけなら握ったときの太さは大きく変わらないとされています。
もう少し太くしたい人は、クッション性をうたう厚めのものを選んでみてください。
Q. どれくらいで巻き替えればいい?
A. 決まったルールはなく、手汗の量やプレーする回数によって変わるとされています。
すべりやすくなった、汚れが目立ってきた、と感じたら巻き替えのサインです。
私は週1回の練習で、半年に1回くらいのペースで巻き替えています。
Q. テニス用のオーバーグリップでもいい?
A. 使えます。
テニス用は長めのものが多いので、巻き終わったら余った部分を切って使います。
私も、テニス・バドミントン用のヨネックス AC102 を巻いています。
Q. 自分で巻くのが苦手なときは?
A. 慣れている人に頼むのも一つの方法です。
私は不器用なので、同じサークルの人に巻いてもらっています。
まとめ
オーバーグリップは、元グリップの上から巻くだけで、すべりにくさや握り心地を手軽に変えられるアイテムです。
選ぶときは、手ざわり(ウェット・ドライ)、厚み、手汗の量、色を目安にしてみてください。
巻くときは、グリップエンドから少しずつ重ねて巻き上げ、利き手に合った向きで巻くのがポイントです。
私も、白いグリップの汚れが気になったことをきっかけにオーバーグリップを巻き始めました。
色を変えるだけで新鮮な気持ちでプレーできるので、気軽に試してみてください。
これからピックルボールの道具をそろえる人は、初めて買う道具一式もあわせて読んでみてください。
※この記事は、2026年10月時点の情報をもとに書いています。